くだらないの中に

TEAM NACSとか

映画『東京喰種』初日舞台挨拶

7月29日。

先週の土曜日、映画『東京喰種』が公開されました。

その約一週間ほど前に、

日舞台挨拶のチケット情報がぴあから届いて、

「まぁ無理だろうけど、」と半ば諦めモードで申し込んだら、

まさかのまさか当たってしまって。

「国民なのに申し訳ない」と思いつつ、子猫のお友達を誘って、

観に行ってきました。

 

上演開始時刻は朝の7:45。

まー眠い。

しかしながら、この時間なのは致し方ないこと。

何故かと言えば、

7月29日は、洋ちゃんが出演している舞台『子供の事情』が

上演されているまっただ中。

その日もマチソワどちらも公演がありましたので、

洋ちゃんが初日舞台挨拶に参加できるのは、この朝の回だけだったのです。

(あとから、村井國夫さんも舞台に出演中だと判明)

だから余計にこの回の舞台挨拶は、倍率が高かったようですね。

 

さて、ここからはネタバレ含みます。

映画まだ観てない方などは、ご注意ください。

 

 

舞台挨拶の内容に関しては、

こちらで全書き起こしされているので読んでください。

moviche.com

 

この書き起こしされている「言葉」とは別の部分で感じた、

私の感想を少し。

 

印象的だったのが、

ヒナミ役の桜田ひよりさんが挨拶をしているときの、洋ちゃんの表情です。

ひよりさん、すごく可愛らしくて、

色が白くて、華奢で、繊細そうな印象だったのですが、

ひよりさんが挨拶をしているときに、すぐ横に洋ちゃんが、

これでもかっていうくらい優しい顔をして、

「うんうん」って頷いているんですよ。

もうね、あれはパパの顔です。

きっと娘さんにもああいう顔しているんじゃないのかなーという。

そう思えて仕方ありませんでした。

それと、ひよりさんが話されているときは勿論なのですが、

洋ちゃん他の方が話されているときに、終始「うんうん」と頷いていて。

何人も俳優さんが登壇されていましたが、

結構みなさん大人しくお話を聞いていらっしゃっていたので、

余計洋ちゃんのリアクションが目立っているように感じました。

でもこれって、悪い意味じゃなくて。

たとえば自分が話しているとして。

周りの誰かがこうやって頷いてくれたら、

「ああ自分が感じたり思ったりしたことは間違っていないんだな」と、

思えるんじゃないのかなと。

そういう意味で、洋ちゃんのリアクションは素晴らしいと思いますし、

人が話しやすい、自信をもって話せるような、

そういう雰囲気を作り出すことができる人なんだなと思いました。

CUEのメンバーといるときはあんまり感じたことなかったんですけどね。

舞台挨拶とかでは意識されているのかなぁ。

 

そういえば一度だけ「なまら」と言いましたね。

たぶん原作者の石田スイ先生から絵をいただいたときだと思いますが。

あの絵、本当に素敵でした。

他の絵も素敵だったのですが、

洋ちゃんの、真戸さんが一番に感じましたね。

会場も、反応が大きかったように思いました。

贔屓目かな。笑

洋ちゃんが本当にテンション上がっていて、嬉しそうでしたね。

NACSやCUE関係でもいつも元気ですし、

舞台挨拶のプロ、とも名高い大泉先生ではありますが、

あんなに純粋に嬉しそうにされているのは、

なかなかお目にかかれないような気がして、なんだか得した気分でした。

 

そうそう、共演者の方とも仲良さそうでしたね。

ダークホースの村井國夫さんとの掛け合いも面白かったですが、

主演の窪田正孝さんが、なんだか洋ちゃんに懐いているように感じました。

窪田君、可愛いですよねー。

綺麗なお顔立ちされているのに、

笑うとクシャってなって、八重歯?が見えて。

急に少年感がでるというか。

母性本能くすぐられる系の顔だと思います。

私の後ろの席に座っていた方が、たぶん窪田君のファンの方で。

窪田君が笑ったタイミングで「可愛い」と声を漏らしていたのですが、

私も「同意」と心の中で頷きました。

窪田君、ウィキペディアで見る限りだと175cmと決して小さくないのですが、

左に洋ちゃん(178cm)、右に鈴木伸之さん(185cm)がいたので

なんだか小さく見えてしまいました。

そして今、鈴木さんの身長を改めて調べて、驚愕している私です。

185cmって…!

いやー、鈴木さんも爽やかでしたよ。

爽やかで笑うと可愛らしくて身長大きくて。

そりゃファン多いわ。

 

映画の感想。

原作を1巻くらいしか読んだことがなかったので、

ほぼ初めましての状態で見ました。

それでも、それなりにグロいんだろうなというイメージがあって、

アイアムアヒーロー』に匹敵するのでは、と

戦々恐々としながら見たわけではありますが、

案外大丈夫でした。

アイアムアヒーロー』の方が何倍もダメだわ。

(あくまで私の感想・印象なのであしからず!)

たしかに血はいっぱい出てきます。

骨折とか、首ちょんぱとかはありますけど、

結構ボカしているというか、

そういうシーンは比較的遠巻きだったり、

声だけで映像切り替わったりと配慮されてた気がするんですよね。

そういえばこれ、R指定されてないですよね?

青年誌で連載されているものだから、

R指定しないように色々気を使っているのかもしれませぬ。

内容としましては、正直、

カネキが、どのタイミングでグールに対して仲間意識を感じたり、

グールと対抗するCCGの真戸&亜門と戦おうと決めるのか、

その意識の変化に、物足りなさを感じました。

ヒナミとリョーコ親子の一見が引き金なんだとは思いますが、

もうちょっと苦悩する描写があっても良かった気がします。

どちらかといえば、

グールになってからの食事に対しての戸惑いの方が印象的でした。

いや、まぁ確かに急に普通の食事できなくなって、

パニックになる様子は必要な描写だとは思いますが、

人間とグールが同居しているっていうのが、

カネキが主人公である所以で意味なわけじゃないですか。

それなら、やはりその間で揺れる部分は、

もっと出すべきだったんじゃないかなー。

 

窪田君の演技は素晴らしかったですね。

半グールになってからの、食事に対してのパニック感とか。

鬼気迫る様子、狂ってしまいそうな中で必死に正常でいようとする姿、

とても素晴らしい演技だなぁと思いました。

綺麗なお顔立ちはしているのですが、

ただのイケメンではないですよね、窪田君て。

ちょっと癖があるというか。

影を感じるのかなー…。

その雰囲気がカネキにぴったりだったと思います。

 

そして洋ちゃん!真戸さん!

すごくすごく良かったです。

舞台ではない、より大勢の人の目に触れる作品で、

ああいう役、そして演技ができたことは本当に価値がある!

あの、完全にグールを軽蔑して、忌み嫌ってる表情とかね、

喋り方、声、どれをとっても良かったです。

見た目もね、漫画の中のキャラクターではあるのだけれど、

違和感の無いギリギリのところを保っていて。

普通に格好良いと思ったのですが、それはファンだからなのかな。笑

でも、まさか、最後に死んでしまうとは思わなくて。

見ながら「えぇ・・・!」って思いました。

これ、もし映画パート2あっても出られないじゃないか!

悔しい。

しかし、原作読んでいる人に聞いてみたら、

「案外最初の方で死んでしまうので、」と言われたので、

ああこれでもクライマックスに引っ張ってくれたのね、と

思えることができました。

監督ありがとう。笑

それにしても「亜門くん」て言い過ぎだろ真戸さん。

途中からそれが気になって仕方なかったです。

 

 

結局長くなってしまいました。

以前から何度も書いているとは思いますが、

洋ちゃんの今までとは異なる部分が出るのは、本当に嬉しいです。

ここ数年で洋ちゃんの演技もググっと良くなったので(何様)、

もっともっと、その魅力が伝わってほしいなと思う私です。

漫画原作の映画多いですが、

『東京喰種』ヒットすると良いですね。