くだらないの中に

TEAM NACSとか

人を待つ間に、昨夜の下町ロケットの話を。

あまりにも久しぶりすぎてこういうときにどうやって記事を書き始めたら良いのかわからないのです。3月21日移行ずっと「あれを書こう」「これを書こう」と思い立っては立ち消え、書けない期間が続きました。その間にカジャラがあったりムロ式があったりPARAMUSHIRが千秋楽を迎えたりはじめて宝塚を観に行ったり(日比谷)妻ふりの舞台挨拶に行ったりニンゲン御破算を観に行ったり誕生日を迎えたりジャンボリー遠征をしたり顕さんのスジナシを観に行ったり愛しのアイリーンの舞台挨拶に行ったりRIPが活動休止したり…。振り返ればこうも趣味に事欠かないなぁと思うのですが、それ以上に仕事が忙しすぎた。毎日のように9-22時で会社で働き土日も家でやったり酷いときは休日出勤も。ライターとしてはこんなことよくある話なのかもしれませんが、フリーでも編プロでもなく会社も結構な規模感なので待遇はある程度保障されているのです。それでもこれだけ忙しいのは、ひとえに弊社サービスの大きなリニューアルがあったからで、その波を制作陣が思いっきりかぶってしまったことにありました。そんな状態ですから休みの日に趣味のテキストを書く力が残っておらず…人によっては趣味のことを書くことがストレス解消になるのでしょうが私は書くことから離れたいと思うタイプのようで、ずっとブログから足が遠のいてしまった、という次第です。現在もさして仕事が落ち着いたわけではないのですが、ちょうどいま人を待たなければいけない状況に陥り、手持無沙汰でどうしようかと考えていたときに、ふとこのブログを思い出しました。

 

何を書こうか。色々考えましたが、昨日の今日なので「下町ロケット」のことを。昨夜の回から森崎博之が出演しています。あの森崎博之が。あの森崎博之が(3回目)。NACSファンを除いてほとんどの人が彼を知らないでしょう。仕方ありません。だって彼普段北海道にいるんだもの。NACSのリーダーではありますが、彼の活動拠点は北海道。東京にいることだって珍しいしテレビに出るとしてもNACS5人で宣伝するときくらい。昔はドラマにちょこちょこ出てたりもしたんですけどね。最近はすっかりだったので「誰?」と思った人も多いはずなんです。その一方でファンは大フィーバーですよ。冒頭の私よろしく「あの森崎博之が!」ってTwitter等々は、出演の発表が出てからずっと大騒ぎでした。またね、チョイ役でもないのさ。阿部寛さん演じる佃社長の同級生で、ヤタガラス編のキーパーソンだっていうじゃないですか。嬉しいことではあるのですが、なんだかもう信じられなくて。昨夜の放送もさ、テレビの画面に彼だけが大きくアップで何度も映って、嬉しい気持ちがオーバーヒートしてもう頭の処理能力が追い付かない感じなんです。嗚呼。

前回の下町ロケットのとき顕さんが山崎部長として大きく跳ねて、そのときも信じられないような気持ちがあって、嬉しくて嬉しくて堪らなかったのを覚えてる。確かね、山崎部長が佃製作所に入社を決めたときのエピソードの回。何分もずっと顕さんがメインで映り続けて、それ見て泣いちゃったんだよね。ずっと脇役というか、3番手みたいな役多かったから「いま顕さん映ったね」とか「今日は台詞あるね」とかそういう観点で見ることの方がずっと多かったから。ちゃんと、私の大好きな顕さんの芝居を、こうやって見られるんだって。顕さんの魅力が伝わるって。嬉しくて堪らなかった。

それと同じことが起きたんです。むしろそれ以上の喜びです、今回は。だって彼「俺は北海道でみんなに『おかえり』って言うんだ」って言ってたんだもの。東京の、4人がいるフィールドには自ら出ようとせず、北海道で、別のフィールドでやるんだって決めていた人だから。顕さんの場合は「いつか」ってファンとして期待している部分はあったけれど、モリに至っては晴天の霹靂でした。けど、きちんと考えていくと布石はあったんだよね。モリがずっと「北海道を応援したい! 農業を応援したい!」って活動してきたという実績が、間違いなく今回の起用に繋がっている。ただ北海道の人だから、北海道出身の演技ができる人だからではなく、このヤタガラス編の、「農業」をテーマにした話だからこそ、森崎博之という俳優がキャスティングされたんだって、確信がもてる。

なんかもうこれは誰に感謝したら良いのだろうね。農業という観点で彼を見出してくれた下町ロケットスタッフなのか、農業というフィールドでやってきたモリ自身なのか。どちらもかな。とにかく本当にありがとう。その気持ちだけです。

 

来週の予告を見る限り、モリと顕さんの共演もあるようで。楽しみです。