くだらないの中に

TEAM NACSとか

『探偵はBARにいる3』

半月ほど前ですが、『探偵はBARにいる3』観てきました。公開日翌日に観てきました。有楽町の東映にて、舞台挨拶付きのやつです。朝早かったね。9時くらいかな。その日有楽町からスタートして上野~豊洲~新宿って確かあって。私、前日飲み会の予定があると分かっていたので夕方の新宿を狙っていたのですが撃沈。ファンのお友達に助けていただき、どうにか朝イチの回に滑り込むことができました。以下ネタバレ含みます。これから映画観る人は自己判断でどうぞ。

 

探偵3、比較的観やすい印象です。1・2とかに比べたら暴力シーンがライト。いや、人は死ぬんですけどね。パンパン撃たれて何人も死ぬんですけど、1のときの衝撃が大きかったもので、それに比べればという範囲です。監督が変わったからでしょうか。あとはなんだろう演者の問題ですかね。前田のあっちゃんの存在で、随分とライトにもっていってる気がします。あのなんとも言えないダメ女の役がとってもハマっていて良かったです。あと今回は松田龍平さん演じる高田が目立ってましたね。探偵のためなのかはっきりとは分かりませんが、高田が努力している様を見られたのはとても新鮮でした。探偵がひどい目にあっているのにも関わらず、隣にいる高田は何もされないことに対し「キャラじゃねぇか?」と言い放つ彼が好きです。そうですその通りですキャラです。高田はいじられない。間違いない。話として引っかかるのは、生まれてくるはずだった娘と同じ誕生日の女の子の病気を治してあげたい、という理由で人を殺すの?と疑問をもつ人もいるだろうなということ。しかし、何度も回想シーンが入ったように、人にとってはくだらないものでも、その人にとったら“命を燃やすもの”だった。それ以上でも以下でもないってこのなのでしょう。その人にしか分からない答えが、その答えにたどり着くまでの道筋があるんですね。他人にはどうしたって分からない。腑に落ちる人には落ちるし、落ちない人にはモヤモヤで終わることでしょう。1のときのように分かりやすい「復讐」ではないので、受け取り方も人それぞれだと思います。

 

上映後、舞台挨拶。この回は監督と洋ちゃんだけでした。「龍平来ないのって朝が嫌なだけなんじゃねえか?」と言われてましたが、私もそうなんじゃないかと思ってました。会いたかったな龍平くん。パンツ一丁で漁船に乗るシーンの話をしていました。あれ、実は台本には「パンツ一丁」の指示はなく、一度は服を着て撮影が行われたそうなんです。監督の心のなかには「裸が良い」という想いがあったそうなのですが、いかんせん体力的にも辛いのは分かっていましたから、なかなか言えなかったそうなんです。そこで監督が考えたのが、「洋ちゃんがやるように仕向けること」。まず服を着ての撮影をし、洋ちゃんが「監督どうでした?」と確認をする。その際監督は「んー、…良かったんじゃないですかね」と奥歯にものが挟まったような感想を言う。すると歯切れの悪い答えに不安に思い「え、どうしたんですか?何かほかに撮りたい絵があるなら言ってください」と洋ちゃんが監督の想いに応えようとする。そこでようやく「じゃあ…服脱いで、」と話を持って行ったそうです。監督曰く「自分からはなかなか裸で撮りたいなんて言えないけれど、大泉さんはサービス精神が旺盛なので、納得いってなさそうな顔をすれば大泉さんの方から食い付いてくると思った」とのことでした。監督、洋ちゃんの操縦の仕方良く分かってるじゃないですか(笑)ちなみに、あのシーン、靴下だけはしっかり履いているのは、洋ちゃんのアイディアだそうです。しかしながら、裸に靴下は(どのときかは忘れましたが)顕さんがやっていたことのような気がします。洋ちゃんそういう顕さん大好きですからね。「こりゃいいぞ使おう」と使ったんですかね。面白ければなんでも良しです。

 

先日大ヒット御礼舞台挨拶もあったそうで。平日だったので観に行けませんでしたが、その際に「探偵4」というより、今後のシリーズについての話が出たとか。東映の会長から手紙が届き「こういう映画はプログラムピクチャーにしないといけない」と書かれていたそうです。プログラムピクチャーが分からなかったので調べました。複数意味はあるようですが、日本においては「日本映画で長く人気ヒットシリーズとなった作品※Wikipediaより」を指すそうです。「男はつらいよシリーズ」とか「若大将シリーズ」とかのように。すごい。誰もが名前を聞いたことがあるような作品群にしようとしているなんて。そして「”一生BARにいる宣言”をお待ちしています」とも書いてあったそうで。さらにすごい。あんな大きな映画会社の会長にそんなこと言わせるなんて。洋ちゃんへそんな大きな期待がかかっているなんて、ファンながら怖い(笑)そんな東映会長の後押しもありますし、3でエンドロール後に高田が江別にいること判明しましたので、安心して「探偵4」を待とうと思います。

www.hmv.co.jp

詳しくは↑に載っています。

 

少し短いですが探偵3に関する諸々でした。

 

近頃、趣味活が充実しております。NACSも賢太郎さんも林檎さんも動く動く。唯一源さんは大人しいと思いつつ「コウノドリ」は放送されているから、週1ではお目にかかれる。こんなに好きな方々が同時進行で動くことって珍しいから新鮮です。ついていくのが大変だけど。HDDパンパンだけど。ブログに書きたいことがたくさんあります。ファンミもそうだしモテリも行きました。林檎さんもアルバム出しましたね。賢太郎さんもKKTV放送したし。書きたい気持ちと時間が合いません。困った。