くだらないの中に

TEAM NACSとか

森崎博之 46歳誕生日!

 

今日はモリの46歳の誕生日。おめでとうございます。46歳…。NACSメンバー、というより芸能人って皆様大体実年齢よりも若く見えることが多いので、数字を見てもピンとこないことが多いです。モリもしかり。ファンの贔屓目だということは分かっているけれど、それにしたって可愛すぎる。ベリーベリーキュート。世の中のおじさんがこぞってモリくらいソーキュートだったら満員電車もイライラしないのにね。

 

モリといえば直近は『ミックス』ですが、それに関しては先日話したので割愛。モリの演技はよく「でっかい引き出しが1個!」なんて揶揄されることがあります。まぁ確かにお芝居に関してはあんまり器用なタイプではないのかもしれません。けれど、私はそのでっかい引き出しが大好きですし、人柄と同じく全てを包み込んでしまうような大きくて丸くて暖かい声色で表現するそれは、モリにしかできない個性だと思います。『FOUR』で顕さんが作・演出した『すばらしい日々』っていう作品があるんですけど、見たことありますでしょうか。内容のほとんどがふざけた感じではあるのですが、最後の最後で泣かせにくるんですよ。そのシーンを1人で担ってるのがモリ。あの話し方が私はだめでね。それまで笑ってたのに、急に心臓がギュってなるんです。そのとき流れる曲だったり光の演出だったりももちろん影響しているとは思うのですが、思い出しただけでちょっと泣きそう。あの作品の鍵を握るシーンを、モリに任せた顕さんは、きっとあのとき誰よりもモリのお芝居を理解していた人なんじゃないかなって思っています。話の内容上、リーダーであるモリが適任だっただけかもしれません。けれど、それをモリに任せられると思わなかったらこの脚本を書いていないように思うのです。演劇研究会に入ってからずっとモリのそばにいた顕さん。モリが学生芝居を変えようとしていた意図を汲み取って一緒に行動を起こした顕さん。当時はジャイアンみたいだったモリが安田顕という友人を得たことで他の部員と打ち解け、大泉洋佐藤重幸音尾琢真の3名と出会い演劇ユニットを結成なんて、まるで青春映画じゃないですか。話が少し逸れましたが、そんな顕さんだからこそモリを起用し、そしてモリのあのお芝居が生まれたのだと思います。ほかにも下荒井の大造兄ちゃんも好きだしWARRIORの勝家も好き。特に勝家に関しては「さぁさその首、天高く舞いあげようぞ!」っていう台詞が大好きで、それをCFRに投稿したら彼らに読まれたっていう思い出もあり、印象的です。…思っていた以上に、私はモリのお芝居が好きみたいですね。ほかの4人と違ってなかなか見る機会はないけれど、できるならもっと彼の芝居を観たいなぁと思うのです。(狼王ロボ見たかったなぁー…)

 

そしてモリといえば脚本・演出です。NACSメンバーのことが大好きで、愛がとっても大きくて、まるで大型犬みたいな印象のモリ(あくまで私の中で)。なのになんで脚本は、あんなに奥が深くて、ときに切なかったり虚しかったりするのでしよう。同一人物が書いているとは思えないときさえある不思議。顕さんは多面的だとかってよく言われるけれど、モリもそういう意味では多面的なのかもしれませんね。豪快豪傑、細かいことは気にしない!みたいな性格だったら、脚本のことで揉めた時に胃や肌が荒れたりなんてこともないはずだもの。ネアカのイメージがあるけれど、先述の大学時代のことを踏まえると、今のモリは、モリの努力によって生まれたモリな気がします。そして演出。私はモリの演出が大好き。WARRIORのときに「こうもド派手で格好いい!」なんて煽り文句がついていたれど、まさにそれ。私が本公演を初めて生で観たのはWARRIORだったのですが、冒頭の「うぉりゃー!」という全員の発声からの「侍ロマン」が流れる演出は鳥肌が止まらなかったし、本能寺の変で火に包まれる信長の演出には感動して涙が出ました。演出の衝撃で泣けたのなんてあれが初めて(そしてそれ以降ない)。下荒井や悪童、モリが演出していない公演も大好きだけれど、やっぱり私はモリの格好良さで震えるような演出が心底好きなんだと思います。次の本公演の演出もモリですね。モリにストレスがかかるのは心配だけれど、彼のつくる世界を心待ちにしてしまう自分がいるのです。

 

ファンミまで1ヶ月を切りました。今年も変わらず抽選の紙をばらまいて大笑いしてくれますように。今年も変わらずハイタッチの時に大きな笑顔で出迎えてくれますように。モリに会えるのが楽しみです。

 

お誕生日おめでとう。