くだらないの中に

TEAM NACSとか

星野源『Continues』札幌公演

 

お久しぶりでございます。

1カ月以上空いてしまい、

はてなブログから「更新しませんか?」とメールが届きました。

入社2か月目にして、既に残業の日々でございます。

(私が仕事遅いっていうのが原因の大半。)

しかしながら、土日はしっかりと趣味活動をしておりましたよ。

特に7月は集中していまして、

それを今後は小出しにしていきたいと思っています。

 

まず今日は1つ。

 

実はですね、7月8~9日と札幌に飛んでおりました。

理由は、星野源さんのライブ『Continues』札幌公演に参戦するため。

本当は横浜の公演に行きたかったのですが、

激戦も激戦、ものの見事に落選しまして。

じゃあどうしようかと考えたときに、

「札幌ならCUE関係で行き慣れてるから、札幌申し込んでみよう」と

思い立ちまして、申し込んだら当たっちゃったっていう。

当たったら行くしかないので、という次第です。

 

というわけでレポ、をしようと思います。

以下ネタバレ注意。

(1曲1曲細かくは書きませんが、それなりに書きます。)

これからライブ行く予定の人は気を付けてください!

 

 

まずはオープニング。

真っ白な大きな布(スクリーンですかね)に、

赤と緑の丸が現れ、赤と緑の会話がスタート。

赤と緑はそれぞれ先輩(歌謡曲)と後輩(J-POP)。

謡曲先輩が「もう俺たちの時代じゃない…」と

嘆くところから話が始まります。

先輩と後輩はひょんなことから、源さんのライブがあることを知り、

「イエローミュージックだと?」と怪訝な声をだしながら、

ライブ会場に足を踏み入れます。

 

1曲目は『化物』。

私この曲大好きで!

なのでとっても嬉しかったです。

お源さんはグレーのスーツで登場。

一気に会場のボルテージが上がるのを感じました。

2曲目は『桜の森』。

今回ツアーグッズのタオルがピンク色だったのですが、

照明もこの曲のときピンク色で、

会場全体がピンクに染まり、まさに桜の森でした。

4曲目は『恋』のカップリング『雨音』。

フルートでのアレンジが入っていてとっても素敵でした。

5曲目は『くだらないの中に』!

きゃー大好き―!

弾き語りっぽい感じで歌ってくださったのですが、

もうもう、素敵すぎて。

まじまじと聴いてしまったので、全然曲に乗ってない。笑

生で聴けて本当に嬉しかったです。

ここから、『フィルム』→『夢の外へ』とシングル3連続でした。

 

そして弾き語りブロックへ。

メインステージから離れ、アリーナ中央にある円状のステージに移動。

私の席が、その中央ステージのすぐ近くで、

ほんと4~5メートル先に源さんが……!という、

源さん初ライブにして良席を引き当てたことをここで知りました。

(弾き語りブロックが始まるまで中央ステージには黒い布がかぶせて

あったので、そこに何があるのか分かっていなかった。)

中央ステージは回転式で、そこで3曲歌われたのですが、

曲ごとに回転して、源さんの向く方向が違うという演出。

少しでも多くの方の方向を向けるように配慮してくださっていました。

1曲目はファーストアルバムに収録されている『穴を掘る』。

この曲の際に、私のいる方向に向かって歌ってくれました。

私このライブに参戦する2週間くらい前にファーストアルバムを

初めて聴きまして。

お恥ずかしい話なのですが、なかなか聴く機会がつくれなくて、

ここまで引きずってしまう、という、

ファンとは言えない行動をしていたのですが。

それでもライブ前にきちんと聴いておいて本当に良かった。

源さんが4~5メートル先で歌っているのに、

曲知らないんじゃ悔しすぎますもんね。危なかった。

曲自体がリズミカルで可愛らしい曲なので、

楽しく聴くことができました。

折角の機会なので、まじまじとギターを弾く源さんの手を見てみたのですが、

思いのほか、手に力が入っていないように見えて、

とっても軽やかに手が動いていたんですね。

なんだかそれにちょっとびっくりしてしまって。

以前ポルノのファンだったので、

しばしば晴一さんの手をまじまじと見ていたはずなのですが、

晴一さんにはそう思ったことがなかった気がしたので、「おや」と。

お源さんの特徴なんでしょうか。

2曲目はナンバーガールのカバー『透明少女』。

ステージが180度回転して、お源さんの背中を見つめる形になりました。

恥ずかしながら私はこの曲を知らず。

そのため、背中~お尻にかけてを凝視。

お尻小さい……という感想だけが残っております(最低)。

3曲目は『くせのうた』。

90度回転して、顔を眺める形に。

私、この曲も好きで。

なのでとっても嬉しかったです。

この曲でも感じることなのですが、

源さんの曲、歌詞は、

人の駄目な部分を、認める、受け入れているように、私には感じられます。

「昨日苛立ち 汗かいた その話を聞きたいな」

「暗い話を聞きたいな」

「思い出して 眠れずに 夜を明かした 日のことを」

普通、自分の弱い部分なんて隠したいし、

知られたくない。

まして、好きな人には「大丈夫な自分」を見せたいという

見栄があったりなんかして。

けれど、源さんの歌詞では、それを、あえて知ろうとか、

それを聞いて笑い飛ばそうとかってしていて。

うまく言えないけど、励まされる。

「元気出して」とか「頑張って」とか「自分らしく」と言われるより、

こうされるほうが、私はきっと嬉しいと思えると思います。

ライブで、この曲を聴いているとき、

少しだけ、泣きそうになりました。

 

後半戦。

ダンサーさん(ELEVENPLAY)登場。

可愛い綺麗格好良い。

『時よ』の時では、PVでのダンスを、源さんも少ししてくれました。

そして『恋』!

凄いですね、盛り上がり方が。

観客のほぼ全員が恋ダンス踊っているんじゃないか?という位。

勿論私も踊りましたよー!

本編ラストはライブタイトルでもある『Continues』。

の、前にライブ冒頭で現れた先輩後輩再登場。

謡曲~J‐POPという過去があるから、未来(イエローミュージック)がある。

受け継がれていく音楽、というお話でした。

そういえば、『Continues』をやる前に源さんから、

「これが最後の1曲ですが、アンコールがあるので、

終わったら皆さん『ザッザッ』と拍手をしていただいて、

そしたらしばらくしたらまた登場しますので。」という発言がありました。

アンコールがあることを事前にいってしまうなんてなんて新しい。笑

まぁ音楽ライブ来たことある人なら、

アンコールがあることなんてみんな知っているんですけどね。

暗黙の了解感。

 

アンコール。

あの人の登場です。

そう、ニセ明。

メインステージで、ニセ明人形に大きな風船から伸びたハーネスが装着され、

会場を飛び、中央ステージに移動。

中央ステージは黒い幕で隠され見えなくなっており、

その幕の中にニセ明人形が入ると、黒い幕がおりて、

本物のニセ明(本物?ニセ明の本物。ややこしい。笑)が登場という演出。

お馴染み『君は薔薇より美しい』を歌ってくれたのですが、

途中で投げキスを何回もするせいで歌えていなくて、

観客から「歌って!」と言われていたのがツボでした。

腰使いも妖艶だったのですが(笑)、

あと歌っている最中、謎の膝の動きをしていて、

しばらくそれが気になって膝を見つめてしまいました。

今回はもう1曲ということで、

星野源君の曲を歌います」と言って、

『Drinking Dance』をニセ明の恰好で歌ってくれました。

 

ニセ明が終わり、本当に最後の曲へ。

最後は『Frend ship』。

カーテンコールでバンドメンバーらと一列に並び手を繋ぎお辞儀。

 

 

今回の会場は真駒内セキスイハイムアイスアリーナだったのですが。

この会場、北海道ということもあって?か、

冷房設備が無いんです。

本来であれば、夏でも問題がないようなのですが、

ちょうどライブが行われた8日は、

札幌が125年ぶりの暑さを記録した日でございまして。

もうそれはそれは本当に暑くて。

源さんも暑すぎて、アンコールのずっと前から衣装のスーツをやめて

ライブTシャツでライブを行っていましたし、

「踊ってほしいって言って大丈夫かな」

「無理しないでね、健康が一番大事だから」

と観客をとっても気にされていました。

でもこんなハプニングがあるのも、ライブならでは。

ある意味印象深い、ライブだったと思います。

印象深いと言えば、ライブ開始直前に会場内にカラスが乱入してきまして。

会場が熱いからってスタッフが窓開けたら入ってきちゃったみたい。

そんな珍事も起きつつ、本当に楽しい3時間でした。

 

ポルノ、RIP、林檎さん、事変、Perfumeカエラちゃん他、

いくつかのアーティストのライブに行きましたが、

源さんのライブは、比較的観客がおとなしい気がしました。

札幌だからかな。

(道民は大人しい、冷めているとよく演劇界隈では言われてます。)

お行儀良いなーと思っていたのですが、

ライブ終わり、駅やシャトルバスに向かう人々の、

交通マナーが悪すぎてドン引き。

ファンのマナーが悪いとアーティストの印象も下がるってこと、

分かっていない人が多いようで。

古参の方はそうでないと信じたいのですが、

ここ最近一気に名前が売れたお源さんですから、

そういうことを知らないでライブに来ている人も多いのかもしれませんね。

まぁアーティストの印象云々の前に、

そもそも交通マナーは守れよっていう話ではあるのですが。

ちょっと残念だなと思いました。

 

 

長くなりましたが、以上です。

9月の追加公演に行けることになったので、

もし余裕があれば、そちらもレポしたいと思います。