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くだらないの中に

TEAM NACSとか

救命病棟24時第3シリーズと俳優大泉洋について

 

関東地区では、一昨日まで救命病棟24時第3シリーズが再放送されていました。

医療モノとして人気の高い救命病棟シリーズ。

第3シリーズでは首都直下型地震が起きたときの、

都市は、救命救急の現場は、ということをテーマに描かれています。

この作品には江口洋介さんや松嶋菜々子さん、

香川照之さん、まだ若い小栗旬さん等が出演されています。

大物が名を連ねる中、今回取り上げるのは大泉洋さん。

 

何故彼を取り上げるか、という理由ですが。

まず第一に私がファンだから。(笑)

そしてこの作品は、彼が東京で、全国放送のドラマに、

初めてレギュラー出演したものだからです。

 

私は大泉洋さんが所属するTEAM NACSという男性5人組の演劇ユニットのファンです。

大学時代にファンになり、今年でファン歴7年目になります。

しかしながらこの救命病棟24時第3シーズンは見る機会がなくここまできました。

今回再放送がやると知って観てみてびっくり。

内容の面白さに。

そして大泉さんの演技に。

 

勿論私は彼のファンですから、

彼のお芝居の上手さも、才能も、知っている。

分かっているつもりでした。

それでもびっくりしちゃったんです。

先述したような名だたる俳優さんの中に紛れても、埋もれないんです。

目立つんです、彼。

目立つのは見た目云々だけじゃないですよ。

声の通り方も、表情も、演技も。

目を惹くんです。

北海道では人気者でも、東京ではまだ知名度はありません。

ドラマの経験値は低いはずですし、ドラマの中でも難易度が高い医療モノ。

大泉さんが演じる佐倉は看護師役だったのでオペのシーン等はありませんが、

台詞も動きも普通のドラマよりも苦労する点は多いのではないでしょうか。

その中でも違和感無く溶け込み、目を惹く。

彼の持ち前の器用さがそうさせるのか。

舞台での経験がそうさせるのか。

それだけじゃないはずです。

彼はあまり努力する姿を人前には見せるタイプじゃありませんが、

人知れず大変な思いをしたのではないかと思います。

素晴らしいです。

 

第3シリーズ、ちょこちょこ大泉さんが演じる佐倉が目立つシーンはあるのですが、

特に顕著なのが9話の終盤です。

 

消防士の平野は、震災時、消防活動に専念するため、

助けを求める被災者達を置き去りにしなければならず、

そのことで自分を責め続け、うなされるなど、心に傷を負っていました。

大泉さん演じる佐倉は、そんな平野が学生時代に体操をやっていたと知り、

「僕体操大好きなんですよ、選手で言うとブルガリアの…そうコマネチ!」

とありったけの体操の知識を使って平野を元気づけようとします。

しかし本当は体操詳しくないんでしょうね、師長から

「あのねコマネチはブルガリアじゃなくてルーマニア。」

「いい加減なこと言うとかえって不信感かうわよ。」と注意を受けてしまいます。

後半、国会議員の寺泉が、

消火活動に専念したのは阪神淡路大震災を教訓に決められたことである。

消防士の彼らは必死に助けを求める被災者を振り切らなければならなかった。

なぜなら燃え広がる炎を消すことができるのは彼らしかいないから。

そうやって消火活動をした彼らを私には責めることができない。

と、会見の場で話し、ラジオを通じて平野らもそれを聞き、涙します。

そこにコマネチについて調べてきた佐倉が再登場。

平野に対して、

 

「平野さん。昨日すみませんでした。実は僕、コマネチよく知らないんですよ。

でも今調べてみたら、コマネチって…波乱万丈の人生というか。

オリンピックで10点満点出した後スランプになっちゃって、自殺未遂の噂まで出て。

そのあと、秘密警察の目掻い潜ってアメリカに亡命したんですって。

何年か後にルーマニア民主化されて、やっと戻れたとき、

彼女は犯罪者呼ばわりされるの覚悟してたんだけど、

国民は彼女を英雄として、笑顔で迎えたんですって。」

 

彼女は体操のせいで辛い目にもあったけど、やっぱり自分は体操が好きなんだって。

それが自分の人生なんだって、今は後悔してないそうです。」

 

「だから……だから平野さんも……消防士だったこと後悔しないでください!」

 

先述の寺泉の話、そして佐倉の言葉で平野はリハビリを開始することを決意します。

 

 

もうもう!

ここの大泉さんの演技が素晴らしいんです。

涙目で、少し声が震えているようで。

必死に、一生懸命に、平野に伝えたくて。

平野に元気になってほしくて。

見ているこっちは号泣です。

ドラマの、東京でのお仕事の経験は少なくとも、

大学時代から培った演技の土台は、力は、見事に表れていますね。

佐倉は比較的明るくお調子者に描かれていますが、

このシーンでは純粋さや真面目さが伝わってきます。

 

 

大泉さんはこの救命病棟の出演を皮切りに、

ドラマや映画に数多く出演し、2011年度の日本アカデミー賞では、

優秀主演男優賞を受賞されています。

昨年の大河、『真田丸』での演技も記憶に新しいです。

(ドラマでの)東京進出から今年で12年目。

今や知らない人はいないくらい有名で売れっ子ですね。

喋りが達者なのでバラエティーに出演しても目立ちますし、

水曜どうでしょう」のイメージが強く芸人さんだと思われている方もいるとか。

俳優ですよ、彼!(笑)

ファンとしてこれは声を大にして言いたい。(笑)

是非彼の出演している作品を観てみてください。

とっても素敵な役者さんだと思います。