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くだらないの中に

TEAM NACSとか

『書く』ということ

 

書くことが好きです。

そして唯一と言っていい特技。

とか書くと、作家とかライターっぽく聞こえるけどそんなんじゃありません。
私はただのOL……年末に仕事を辞めてしまったので、今現在はOLですらない。
いわゆるプー太郎。
無職。(笑)

 

それはさておき。

 

書くことが好きです。
そして唯一と言っていい特技。
……はずだった。
いつ頃からか”モノを書く”が下手になったなと思うようになりました。
以前までは、書くときに悩んだことは殆どなかったんです。
書こうと頭で思えば、ほとんどのものがスラスラ書ける。
それが最近できなくなりました。
めっきり書けない。
このままだと唯一の特技さえも失ってしまう!
そう思ってブログを始めることにしました。
勝手な推測だけれど、「書かない」から「書けない」のではないかと思ったから。
確かにここ数年文章を書く機会が減りました。
仕事でも薄っぺらい報告書程度しか書かないし、

趣味のことを書いていたブログももうずっと更新していません。
Twitterとかインスタグラムは更新するけれど、百数文字程度。
アカーン!
そんなこんなでいそいそと新しいブログを開設。
今に至る。
こんにちは、はじめまして、はてなブログ様。
以後よろしくお願い申し上げます。

 

私の勝手な考えですが、
本を読む人は、比較的書くことが得意な人が多いのではと思っています。
0から1を生み出す小説家になるにはまた別の才能が必要だとは思うけれど、
書く行為だけであれば、本を読む習慣のある人であればきっとさほど悩まない、と。
本を読むことで、無意識のうちに書くことも学んでいる感があるのかなぁと。
私も(きっと)その一人。
私は小さいころ体が弱かったせいか、外遊びよりも室内で遊ぶことのほうが多い子供でした。
親から絵本を沢山与えられていたわけではなくて、
私が本を読むようになったのは小学校に上がってから。
初めて借りた本はたぶん「フランダースの犬」的な何か。
犬の話だったとおもうんだけどなー。
名作云々的な何かなんだよなー。
覚えてないなら書くなよってね。
入学早々風邪で学校を休んで図書室利用のオリエンテーション

参加こそできなかったものの、
なんとか図書室の使い方をマスターした私は、黙々と本を借り続けました。
決して友達がいなかったわけじゃないですよ。
それなりにいた……はず。(笑)
学年で一番本を借りた人の名前が図書だよりに載るとか、

たぶんそんな感じの企画があって、

そのとき特に秀でたものがなかった私にとって、

いっぱい読んだらそれに載るんだっていうのが
ドキドキしてワクワクして嬉しかったんだと思うんです。
そんな単純なものだったけど、私にとってはそれが功を奏しました。

初めて「あ、私文章書くの得意なんじゃない?」と思ったのは小学校2年生のとき。
夏休み明けの始業式に、全校生徒の前で読むことになったんです。
私の通っていた小学校では、終業式や始業式に、
学年で一人ずつ作文を発表するというものがありました。
内容は「○学期を振り返って」とか「○学期を迎えて(の目標)」とか。
夏休み前に私もそんな感じの作文を書いたのですが、それが選ばれたんです。
当人はびっくり「なんで私が」としか言いようがない気持ちでいっぱいでした。
そして私は大の緊張しい。
全校生徒……確か600人はいたと思うのですが、

そんな大勢の前で作文を読むなんて!
夏休み中ずっとそのことが頭から離れなくて、「夏休み終わらないで」と思ってました。
宿題も終わっていなかったので、そういう意味でも「夏休み終わらないで」だったけど。
当日のことはまぁ殆ど記憶がありません。
内容はふわっとしか覚えていませんが、
学年で一人選ばれたということは、まぁきっとそれなりに書けていたんでしょうね。
“選ばれた”という事実が、私に自信をくれました。

選ばれたという事実が自信に繋がり、自信のあるものは総じて好きになる。
好きこそものの上手なれ、とはよく言ったもので、
小学校2年生のその作文を皮切りに、私の(小さな)快進撃が始まります。
まず書くのが速い。
悩まない。
そして(それなりに)よく書けている。
何かにつけて選ばれる。
農林水産省主催の作文、読書感想文、中学生の頃は「少年の主張」という意見文……
校内で選ばれ、場合によってはその先の大会に出されました。
結果として大きな賞をもらったことは無いので
結局は小さな学校留まりの能力でしかなかったわけですが、
それでも私にとっては、唯一誇れる部分でした。
高校生くらいからブログを書くようになり、大学でTwitterなどのSNSも始めました。
フォロワーさんから「読みやすい」「すっと入ってくる文章」と褒めていただいたり、
大好きな芸能人の質問コーナーに送ると高確率で選ばれたりとかもしました。
嬉しかったなぁ。
褒められるのも選ばれるのも嬉しかったんです。
私にとってはきっと何より、書いたものを認めてもらえるのが一番嬉しかった。
自分自身を肯定してもらえたような気がしました。
今思い出してもちょっと泣きそうなくらい。

 

アイデンティティのなんたるかは分かりません。
大学で、しかも必修の授業で習ったけど正直覚えてません。
(ごめんS先生)
でも、おぼろげに思い出すアイデンティティは「自分らしさ」。
私の“アイデンティティ”は、きっと「書くこと」なんだと思います。

 

書くことを怠っていたせいで、その唯一のアイデンティティを失いかけている。
このブログを通して、必死に取り戻そうとしている私です。